デンマークの保育園園長による講演

デンマークの乳児保育園園長が語るデンマークの保育と保育所。
熱心に聞き入る聴衆は100人ぐらいだったでしょうか。




千里金蘭大学のとある授業で、特別講師として講演をしたレア・ゴロドノフさん。ご自分が園長をされているデンマークの乳児保育園の写真をパワーポイントで見せながら、自分の目指す保育の理念について熱く語りました。講演題目は「デンマークの保育と保育所」。

100枚もの写真を見せられたのですが、その写真の素敵なこと。デンマークの保育園はみんな内装がとても素敵だし、子供は可愛いし（うちのゼミのある学生たちは、デンマークの子供たちは天使のようだ！と以前から連発しています）、さらに、保育環境にいろいろな工夫がされていて・・・目を奪われました。

デンマーク語→日本語の通訳を担当しましたが、事前原稿なしでやや不安だったのですが・・・　面白かったので通訳しながら講演内容と写真を楽しむことさえできました。

講演は、学生さんにも教員の方たちにもとても好評で、レアさんを紹介して講演をアレンジした甲斐がありました。。。
知人を通じて紹介されたのですが、私自身、会ったのは今回が初めてでした、実は。
この講演アレンジのため、メール交換は数え切れないほどしたんですけど。

会ってみると思った通り！のオープンで気さくで素敵な人でした。

同じように素敵だったのは、受け入れてくださった児童学科の皆さんの温かさです。教員の方々も親切で明るく、さらに、学生さんたちが明るくオープンで熱心なことにとても感心しました。

質疑応答でも積極的に質問する人たちたくさん。
講演後にパネルシアターでマッチ売りの少女を上演してくれた学生さんたちは、デンマーク語で「ありがとう」とか「さようなら」なんかをどういうか調べて、大きな声で伝えていました。
講演後にレアさんのところに来て、「私もデンマーク行きたい！」とか「お金貯めてぜひ訪ねて行きます！」などと伝えていた人もいたし。
この素直な反応と積極性は宝ですよ～

デンマークの保育についての知識だけでなく、自分の子育てにおける示唆もたくさんいただけた今回の講演でした。
（通訳で脳が疲れた・・・と思いつつ、夜は自宅でデンマーク映画のＤＶＤを字幕付きで観てしまいました）