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ノルウェー大使館による特別授業

大学の共通教育科目「北欧事情Ⅱ」では10月15日にノルウェー王国大使館からスペシャルゲストを迎えました。受講学生以外に聴講の方がたくさん参加し、パワーポイントの写真をたくさん使った講演に熱心に聞き入りました。

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 ↑ 参加者全員に配布していただいたノルウェーの資料とポストカード。

カーリ・ヒルト参事官が話して下さった講演のタイトルは、"Contemporary Norway" (ノルウェーの今)。
クラスター爆弾禁止条約採択においてノルウェーが大きな役割を果たしてきた背景や、男女共同参画、労働環境といった現代社会の諸テーマから、自然、デザイン、建築など、多岐にわたるお話を聞くことができました。

今年から、北欧事情の授業は、1年間だけでなく、1セメスター、つまりたった15回分の授業になったため、カバーする内容が非常に限られており、ノルウェーをメインテーマに話す授業は通常15回のうち1回のみとなっています。しかし、今回はノルウェー大使館に特別授業をしていただくことになったため、2回にわたってノルウェーに関する授業を行うこととなりました。前の週にノルウェーの基本的事項を学ぶ授業を行い、基礎知識を得てから、特別講義を聞けるように授業計画を組みました。

いつもはノルウェーの現代社会の諸テーマにまで踏み込む時間がなかなかないのですが、今回はこのようなありがたい講演をいただくことができたため、受講生はノルウェーに対する理解をより深めることができたと思います。

実際、授業終了後に受講生に書いてもらった感想用紙を読むと、講演は非常に好評で、多くの知識や理解を得られたことが伝わってきました。

また、今回の講演では、よくあるオフィシャルなノルウェーの写真ではなく、講演者自身が撮られた写真や家族が写っている写真をたくさん見せていただいたため、参加者たちが非常に身近にノルウェーを感じることができたのではないかと思っています。

わざわざ阪大まで赴いて講演をしてくださったカーリ・ヒルト参事官と、通訳を担当していただいた仙波広報担当官に心から感謝申し上げます。

ところで、現在、京都のギャラリーで、ノルウェーコンテンポラリージュエリー展が開催されています(2008.10.14 - 25)。東京だけでなく、関西でも開催されるというのが嬉しいですね! 伝統的なスカンジナビアデザインの領域を超えた新しいジュエリーのあり方を探り、コンセプトを伝えることがテーマとなっているとのこと。オスロ国立芸術大学の教授を中心とした作家による Knot (結び目)展と、若手作家を中心とした Knopp (萌芽)展が、京都市内の2会場に分かれて同時に開催されるというスタイルも斬新です。ぜひ足を運びたいと思います。

京都展の後には会場が東京に移るようです(2008.10.29 - 11.6)。

関心ある方はノルウェー王国大使館のHPで詳細をチェックしてくださいね!
http://www.norway.or.jp/news_events/2008/contemporary+jewelery+208.htm
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