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頭が冴える場所 ~アイディアが生まれるシチュエーション

ピンク色のiPODを愛用しています。主に好きな番組をポッドキャストして聴くのに使用。最近、ダウンロードはどんどんするのだけれど、聴かずにたまる一方です。なぜかというと・・・

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もともとは、移動時間やコマ切れの時間、家事をする時間に聴こうと思っていたのですが、こういう時間って、実はとても有意義な思索の時間なんですよね。

駅で電車を待っている時、車を運転している時・・・こういうときにいろいろなアイディアがひらめいたり、ふと新しい気付きを得られたりするんです。

たとえば、大学の授業があるとき、朝の通勤時間は貴重な授業の準備時間です。車を運転しているので、本やノートを開いたりすることはできないのですが、運転しながら頭の中で授業の内容や連絡事項などをざっと思い浮かべる。すると、「あ、このポイントも授業で話そう」とか「授業の課題について、この注意を言うのを忘れていたな」などと思いだしたりするわけです。

キッチンで野菜を切っている時に、「このテーマについてはこの視点からも分析できるかも」などとひらめいたりすることもある。

そういうことがわかっているから、移動時間やコマ切れの時間などは、自由に頭の中で思索をめぐらす状態にしておきたいことが多いのです。で、iPODを聴かなくなってしまう。

最近読んだ『スウェーデン式アイデア・ブック』はなかなか面白かったのですが、そのなかで、次のような文章がありました。

「創造性の4B 頭が冴える場所 ―  創造性の4Bとは、バー (Bars)、バスルーム (Bathrooms)、バス (Busses)、ベッド (Beds)のことです。4Bは、多くの人が普段よりひらめきやすい場所なのです・・・」

そう考えると、デスクの前に座って姿勢よく勉強することが、必ずしもいいことではないのかもしれません。

さらに次のようにも書かれていました。

「・・・個人的には5番目のBとして、退屈な会議 (Boring meeting)を加えたい。会議と関係ないことを考える場合に限りますが・・・。」

これについてはノーコメントにしておきます(笑)
さて、皆さんがひらめく場所はどこですか?


参考:『スウェーデン式アイデア・ブック』フレドリック・ヘレーン著、中妻美奈子監訳、鍋野和美訳、ダイヤモンド社、2005年)


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コメント 2

古谷大輔

僕は断然バー。断言します。バーがバスルーム、ベッド、退屈な会議と異なる点は対話する相手がいること。(バスはかろうじて話せる環境か?)バーには一人で籠もる人もいるでしょうが、少なくとも僕は同伴者、カウンタの客、バーテンダなど対話の相手を求めます。対話のなかで閃いたことは発言し、すぐ批判を得られる。相手の発言のなかからヒントが得られる。一人で悶々と籠もるのは苦手です。ちなみに退屈な会議は、禅の境地にも似た精神修養の場です。
by 古谷大輔 (2008-08-30 16:56) 

Nobu

コメントありがとうございます。
バーでいろいろなアイディアが生まれる。いいですね~

昔から酒場でいろいろな議論が交わされ、いろいろな着想が生まれてきたんでしょうね。人との対話、相互作用。相手の発言からもヒントが得られるし、さらに、言葉に出して言うことによって自分の考えを再確認でき、そこから気付きが得られることもありますよね。
さらに、アルコールによって脳の大脳皮質が影響を受けて(理性が抑えられて)、いつもと違った新しいアイディアが得られるのでしょうか?

私は車の中や家事の最中も、よくひらめく時間ですが、これらのシチュエーションで対話の相手はいません。しかし、運転や家事の作業をすることで、脳のある部分が活性化され、その状態だからこそ、発想が得られるのではないかと思っています。ただパソコンの前にじっと座っているだけでは、脳がしっかり働いていない気がするんですよね。

ところで京都のFバー、素敵でしたね。品揃え豊富なので、いろんなaquavitを少しずつ試したくなってしまいますね~!
by Nobu (2008-08-31 16:26) 

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