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もう12月も半ば・・・ [デンマークの生活]

ふと気づくと今年もあと2週間・・・ 思えば10,11月は体調がどん底でブログどころではなく、毎日の仕事をこなすだけで精いっぱいだった。。。 HPの更新も滞り、10月に大学統合で大学名称が変わったのに、それすら訂正していない始末。今日やっと更新しましたー! 久しぶりにホームページに手を入れようとすると、HTMLが怪しくなり、FTPの操作も・・・アレ?と訳分からなくなったりして。やっぱりマメに更新しなきゃ、と実感。(HP: http://www011.upp.so-net.ne.jp/samfunddanmark/



11月にはデンマークの国会選挙もあり、書くネタには事欠かなかったはずなのに、何も書けなくて残念&反省。政治ネタはまたの機会にゆっくり書こう。

10月初めに新しい家(といっても築15年の中古住宅)に引っ越した。駅から近いところに気に行った家を見つけたのだが、住んでみると、やっぱり直さなければならないところが次から次へと出てくる (これも体調不良になる原因?) フローリング張り替えに外壁塗り替え、雨戸の塗装、結露対策に内サッシの取り付けなど・・・ 毎週毎週何かの業者が見積もりに来る日々が続いた(まだ続いているけど)。デンマークやその他のヨーロッパ諸国の人が古い家を購入して、何か月も何年もかけて自分でコツコツ手直ししていくのに憧れていたが、実際にそれをしようとしてみると、何と時間のとられることか。それに、デンマーク人と違って自分の手でリフォームするわけでなく、作業は業者にしてもらうのに、それなのに、業者の選定、見積もりに材質選びだけで時間がとてもかかる。

デンマークなどは人件費が高いから、業者にリフォームしてもらうと、日本の感覚ではびっくりするような値段を請求される。以前デンマーク人の知人が、ほんの30センチ角ほどの床板を指して、「ここをちょっと補修してもらうだけで5000クローネ(約11万円)かかったんだよ!」と行っていた。だから自分でせざるを得ない。レンガを積んだり、壁を塗ったり、タイルを貼ったりなどはお手のもの。ある知人は、サマーハウスまで自分で全部建ててしまった。建築関係の仕事をしているわけでもないのに。「電気の配線とか、上下水管敷いたりとか、どうしてそんなことができるの?」と目を白黒させて聞く私に、「本を見ればいろいろ書いてあるし、同じように自分で家を建てたりする友人に聞いたりもできるんだよ。」とこともなげに言ってのけた。それにしても、自分でリフォームしたりサマーハウスを建てたりなんて、労働時間が日本ほど長くないからできるんだろうな。平日に4時に帰宅して、夕食まで家の修繕、なんて日本でできるわけないし。

とはいえ、家を自分の好みに仕立て上げていく作業は、結構楽しい。住まいが人間の心理に与える影響は計り知れないものがある。少しずつ自分らしさを生活の基盤となる住まいに付け加えていく喜び。それが感じられるから、デンマーク人も、自分で手間をかけて家に手を入れていくのだろう。


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