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デンマークに絵本を贈ってみませんか? [デンマークの生活]

「えほんのたね」をデンマークにまくプロジェクト。


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ライバル国でワールドカップ観戦! [デンマークの生活]

デンマーク出張中です。
昨日到着しました。

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コペンハーゲン3日目です。 [デンマークの生活]

デンマークに出張中です。今はコペンハーゲンにいます・・・とはいっても、正確には "コペンハーゲン" ではないのです。
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デンマークの高齢者が語る本当の気持ち。 [デンマークの生活]

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なかなか伝わることのない、一般のデンマーク人1人1人の生活、思い、体験。心に秘めていた孤独な心情と体験を綴った話題の書を、日本に紹介したいと思い、翻訳・出版しました。

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コペンハーゲン街歩き [デンマークの生活]

今年もゼミのデンマーク研修を実施するためデンマークへやって来ました。
まずは研修が始まる前にコペンハーゲンに1日滞在。アポイントの合間にぶらぶらと街歩きを楽しむ。(これも一つの社会調査?)

ここ数年のデンマーク(特にコペンハーゲン)の変化は激しい。10年ほど前までは、「デンマークっていつ来ても変わらないわね~」といった感じだったのだが、最近は違う。
新しい店、それもおしゃれな店、高級な店が次々とできている。デンマーク人のファッションもとてもおしゃれになっている。
若い人たちは背が高くてスタイルがいいから、本当にカッコいいんです・・・

Vesterbro地区がここのところトレンディな地域という話をよく耳にするので、今回はそのあたりを中心に歩く。
しかし、Vesterbro地区といっても、よく知られているように、中央駅の裏あたりはいかがわしい店が並び、とても怪しーい雰囲気。
さらに西のほうに行くと、ポツン、ポツンとおしゃれな店や話題のレストランが散在している。でも、ゴミだらけで荒れている通りもところどころにある。
地域全体がおしゃれな雰囲気というより、さまざまな種類の店や建物が混在していて、さまざまな年代・民族が共生している、その多様性がトレンディといったところだろうか。

コペンハーゲンで最近(といっても数年前かららしいが)、紅茶を飲めるティーサロンがいくつか出現していて話題というので、Tea Time という人気のティーサロンを目指した・・・が、お店が閉まっていました(残念)。
そういえば、最近、デンマーク王室御用達の紅茶専門店A.C. Perchs Thehandelが日本に進出してますよね。

さらに歩くと、キティちゃんのお店発見!欧米でもハローキティが人気だと聞いていたけど、デンマークにキティちゃん専門店があるとは知らなかった。

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一度行ってみたかった、デンマークの有名シェフ、Claus Meyerのカフェに入ってみることに(ここはVesterbroではなくFrederiksberg地区ね)。
入ってみると、人がいっぱいで満席! デンマークで話題のお店に行くと、たいてい満席で入れない。一方で人気のない店には客が全然いない。当然といえば当然だけど、やはり店の評判ってデンマークでも客の入りを大きく左右するみたい。店の中をうろうろしているうちに席が空いたので、「本日のサラダ」を注文して席に着く。
うーん、でも味は今イチでした・・・ 他のメニューは美味しいのかも。

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こちらに来て、1つ気になること。それは、人々の周囲の人への配慮が少なくなっているような印象を受けること。
例えば、重いトランクを持って階段を上ろうとしていても、手を差し伸べてくれる人が少なくなった。日本とは違って、重い荷物と格闘していたら、すぐに誰かが助けてくれたのが少し前までのデンマークだった。
コペンハーゲン在住の日本人の方も同じようなことを言われていた。デンマーク全体でそういった傾向があるとしたら、少し残念。

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悲しみの影に ~ 兄弟姉妹を亡くした子どもたち [デンマークの生活]

デンマークのラジオ番組で、兄弟姉妹を亡くした子どもへのサポートについてのドキュメンタリーが放送された。

デンマークでは毎年約700人の子どもが亡くなっているが、後に残された兄弟姉妹の悲しみについてはあまりスポットが当てられていない。親を亡くした子どもには、行政やNPOがサポートの手を差し伸べて、自助グループを紹介する。同じような体験をした人たちと会い、話しをすることができる。しかし、兄弟姉妹を亡くした子どもにはそのようなサポートも自助グループもほとんどないという。

自分の辛い気持ちを両親に聞いてほしくても、両親も悲しんでいる。心配はかけられない。そして悲しみを一人で抱え込んでしまう。

番組では、14歳のときに交通事故で兄を亡くすという辛い体験をした17歳の少女が語っていた。精神科医と話をして少しは楽になったが、それよりも、同じような経験をした子どもと話をしたかった。気持ちを共感できる誰かと話し、自分一人じゃないんだと感じたかったという。

「兄弟姉妹を亡くした子ども」と「親を亡くした子ども」は、「家族を亡くした」という点で共通している。でも、やはり、兄弟姉妹と親では関係性も異なるし、悲しみの感じ方も違う。だから、「兄弟姉妹を亡くした子ども」を「親を亡くした子ども」の自助グループに入れることはできない。17歳の少女も、自分が親を亡くした子どもの自助グループには入りたくはないと言っていた。

このような背景を受けて、兄弟姉妹を亡くした人に向けたウェブサイト "Soeskendekram.dk" が3年前に立ち上げられた。弟を亡くした女性が、同じような悲しみを経験した人たちをサポートするサイトをつくったものだ。兄弟姉妹を亡くした人がネット上で交流でき、体験や感情を共有できる。

17歳の少女もこのサイトに出会い、悲しみを分かち合える仲間に出会い、救われたという。

自助グループが発達しているデンマークだが、兄弟姉妹を亡くした子どもの悲しみは、子どもを亡くした親たちの悲しみの影に隠れてしまっている。

("Naar sorgen er en hemmelighed" , Danmarks Radio, Dokumentarzonen (2008.12.12))。



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デンマーク発 ~ 子供を外で遊ばせるための10カ条 [デンマークの生活]

前回、子供はもっと外で遊ぼう!というキャンペーンが行われていると書いた。そのキャンペーンで、子供の外遊びをもっと促すためにどうすればよいか、大人向けに書かれたアドバイスがあった。



1.長くつ下ピッピを見直そう。ピッピのように自然のなかで色々な面白い物を見つけて集めてみよう。
2.遊び場や庭には自然な部分をつくろう。例えば、木の枝を集めて庭の隅に置いておけば、子供たちはそれを使って想像力豊かにいろいろな遊びを考えるだろう。
3.大人も子供と一緒に遊ぼう。
4.ゲームの代わりに魚とり網を。外遊びをしたくなるようなプレゼントを子供に渡そう。
5.自分の思い出を話そう。外で一緒に遊びながら、自分が子供のころに経験した外遊びの思い出や遊び方を話そう。
6.日常のルーティーンに自然を取り入れよう。例えば、子供が外で遊んでいる間に外でじゃがいもの皮をむいたり、お弁当をつくって森の中で食べたりなど。
7.子供の世界のなかに自然を取り入れよう。スーパーで売っている野菜や肉がどうやって育てられているのか話したり、一緒にキノコやベリー類を摘みに行ったりしよう。
8.教育の場を屋外に移そう。屋内の教室ばかりが教育の場ではない。
9.子供をコントロールするのをやめ、自然に対する恐れを取り去ろう。汚れることや蚊に刺されることを恐れず、子供が思いきり遊べるようにしよう。
10.自分たちの思い出を書きとめよう。一緒に外で過ごした体験を書きとめ、思い出を記録しよう。

どれも意識するだけで比較的簡単に取り入れられるものばかりではないだろうか。
キャンペーンでとりわけ強調されていたのは、このうち 3.で、大人も子供と一緒に外に出よう!ということ。子供は大人にも一緒に外で遊んでほしいと思っているが、大人は、子供はそんなことを望んでいないと思っていることが調査によって明らかになっている。子供と大人の意識の違いが明らかになった形だ。


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汚れることはいいこと? 外遊びのススメ [デンマークの生活]

汚れることはいいことだ」(Snavs er godt)
こんなキャンペーンがデンマークで展開されている。ゼミの学生の卒論作成に役立つ文献を探しているときにたまたまこんなウェブページを見つけた(http://www.omo.com/dk/snavsergodt/index.php?id=7701)。


     ↑キャンペーン・ロゴ

OMOという洗剤ブランドとデンマーク遊び場協会というNPOが協働して行っているもので、子どもの外遊びの重要性を強調し、その促進に取り組んでいる。服を汚すことなど気にせず思いっきり泥んこになるまで遊んで、汚れた服はOMOの洗剤で洗ってもらおうということらしい。。。

子供と自然の関わりを大切にし、自然保育所などの取り組みが注目されているデンマークでも、子どもの外遊びが減ってきており、ゲームやパソコン、テレビにかじりついている子どもが増えている。子どもの運動不足、肥満も深刻だ。親たちも外遊びの重要性を理解していながらも、外で遊ぶように促したりなどの行動は伴っていないようだ。

デンマークの子どもの外遊びに関する調査(2006年)では次のような結果が明らかになった。(回答は5-15才の子どもをもつデンマークの親630人。)

96.2%の親が、外遊びによって子供の体力、忍耐力が向上すると考えている。
94%の親が、外遊びによって子供の服が汚れてもかまわないと考えている。
63.8%の子どもがコンピューターゲーム、テレビ、ビデオ、チャットに週10時間以上を費やしている。
51%の親が、子どものゲームやチャットに費やす時間を制限していない。

このキャンペーンのキャッチコピーがなかなか面白い。
「・・・汚れを気にせず遊ぼう。忘れないで、汚れは消えるけど、素晴らしい思い出はいつまでも消えないってことを。」


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ブランド志向 [デンマークの生活]

前回のブログにつながるが・・・
デンマーク人の親たちが多額の費用をつぎこむのは、年に1度のクリスマスプレゼントだけでなく、日常の子供服にも及んでいる。12月11日放送のラジオ番組"Kaffeklubben paa P1"(Danmarks Radio)でも話題になっていたが、自分の衣服にかける費用を抑えてでもブランドの子供服を買って着せる親が増えている。ブランド志向は子供服に限ったことではない。大人の服でもブランド志向がますます強くなってきている。

1990年代のデンマークは状況がまた違ったように思う。デンマークを訪れて、また1年後にデンマークを訪れても、街の様子はほとんど変わらず、店で売っている商品も前の年と同じようなものばかり。次々と新商品が出て店頭の商品が常に入れ替わっている日本とは大違いだなあと感心したものだ。電化製品も古臭い型のものを延々と使い続けるデンマーク人。そして、おしゃれとは縁がなく、ブランドなどにこだわらない。(コペンハーゲンのストロイエには確かにブランドの店舗は並んでいたが。)「住」は豊かだが「衣」には無頓着なデンマーク人。そんなイメージがあった。

確かに今は豊かすぎる時代だ。特にデンマークは社会の経済状態がよいので、比較的裕福な家庭が多い。たいていの物は簡単に手に入ってしまう。欲しい物が手に入るとまた別の物が欲しくなる。さらによいものが欲しくなる。人間の欲望には際限がない。

また、さまざまなメディアによる広告が消費者の購買意欲をあおる。グローバル化により、世界中の商品の情報が手に入り、簡単に購入することができるようになった。子供たちもテレビだけでなく、インターネットや携帯電話でさまざまな商品の広告を目にし、欲しくなってしまう。

ティーンエイジャーがブランド品を万引きする事例も増えているという (JydskeVestkysten 23.10.2007)。また、一部の所得の低い家庭の家計が子供のブランド品によって圧迫されているということも聞く。当然、消費者の選択の問題であるが、子供向けのコマーシャル規制をさらに厳しくする必要があるのではないかという議論も出てきている。


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子どものクリスマスプレゼントにいくら使うか? [デンマークの生活]

クリスマスが近づき、子どものクリスマスプレゼントを何にするか思案にくれる今日この頃・・・

12月11日に放送されたDanmarks Radioのラジオ番組"Kaffeklubben paa P1"で、デンマークの親たちが子どもに使うお金が急激に増えているという話題がとりあげられていた。7歳以下の子ども1人がもらうクリスマスプレゼント全てを金額に合計すると、1,440クローネ(約31,700円)にもなるという。これは10年前の額から2倍になっているというから驚きだ。(もちろん、社会または国民全体の経済状況にも大いに左右されるところで、10年前より景気がよくなっていることもその要因となっていることも否めない。)


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