デンマーク大使館からの来賓

イェスパ・トムスン公使参事官が私たちのキャンパスを訪問されました。



訪問されたのは、イェスパ・トムスン公使参事官とエルギーナ夫人、在大阪デンマーク王国名誉領事館の吉村由紀夫領事代理です。

当初は、フランツ＝ミカエル・スキョル・メルビン　デンマーク大使が来られる予定だったのですが、事情で来られなくなり、代わりに公使参事官が大使代理として訪問されることになりました。

デンマーク大使館の方に、デンマーク語教育・　研究がおこなわれている箕面キャンパスに来ていただきたいという念願がかなって、大変嬉しく思っています。

なんといっても、学生との懇談会が実現したのが嬉しいことでした。

デンマーク語専攻の学生が30名以上参加し、なごやかに懇談しました。





「日本でデンマーク語を使ってコミュニケーションすることがあるなんて思いもしなかった」

「みなさんのデンマーク語能力が高くて驚いた」

と言われていました。

大使館の仕事についてや、デンマークと日本の文化の違い、東京での生活など、話の内容は多岐にわたりました。

公使参事官からは、

「なぜデンマーク語を勉強しようと思ったのか？」

という質問が投げかけられました。

（この質問は、デンマーク語専攻の学生誰もが、何度も経験している質問のはず。。。）

確かに、１億人以上の人口の日本にいる私たちが、550万人ほどしかいないデンマークの言語を学ぶのはなぜ？と素朴に疑問に思われるのでしょうね。



学生との懇談会の後には、私たちデンマーク語専攻の教員との懇談会を行いました。

「これほど熱心にデンマーク語教育・研究がおこなわれているのに感銘を受けた」

と言われていた公使参事官は、今後ますます、大使館と大阪大学デンマーク語専攻との協力関係を強めていきたいともおっしゃっていました。

今後のコラボレーションが楽しみです。