大好きな写真集 ～大自然からの贈り物～

眠りにつく前に眺めたくなる写真集。



何度も何度も飽きずに眺めてしまう写真集があります。

星河光佑さんの"TIME - Beyond time and space" （1996年，青菁社）という写真集。
星河さんは、時の流れを写真で表現しようとされています。1カットに6時間から12時間を費やすという長時間露光の撮影で生み出された作品は、素晴らしいの一言です。

何度見ても、魂をゆさぶられるような感じがします。

北海道の大自然を背景に、月、星、太陽の動きを長時間露光で表現されています。
月、星、太陽が動き、時間が流れている一方で、背景の大自然は凛として静かにそして雄大にその存在を顕示している。
その何とも言えない幻想的なスピリチュアルな風景は、私たち人間を包み込むような温かさと、人間を圧倒するような力強さを兼ね備えていて、見る者に迫ってきます。

１つ１つの作品のタイトルも豊かな感性が感じられます。「ざわめく夏雲」、「湖水の野外劇」、「閉じられた瞬間」などなど。

星河さんは、綿密な天体のデーターを熟知されていて、撮影では、長時間露光による被写体の色の変化を計算し尽くしているそうです。

（星河光佑さんの写真はこちらのサイトで→　http://www.jikukobo.co.jp/3_pho_1_fuu_tem/hoshikawa-t.html）

今日、ある本屋さんに行くと、"TIME"をはじめとした星河さんの写真集がおいてあるのを発見して嬉しくなりました（どこの本屋さんにでもおいてあるわけではないので）。

来週、大切な友人の昇進祝いにプレゼントをあげる予定だったのですが、この写真集にすることに決定　
気に入ってもらえるかな～

"TIME"の第２弾、"TIME No.2"という作品集があるようなのですが、品切れらしいのです・・・
残念すぎます。。。増刷されないのかな。。。

しかし、別の写真家の素敵な作品集を見つけました！　高橋真澄さんという写真家の"TONE"という写真集。こちらも北海道の風景です。 作品を見てまた魂にズンとくるような感覚を覚えました。北海道の美瑛・富良野の大自然が放つ輝き、神々しさ。 即買ってしまいました。また、夜な夜なページをめくってしまいそうです。

（高橋真澄さんの写真はこちらのサイトで→ http://www.jikukobo.co.jp/3_pho_1_fuu_tem/masumi-t.html）