「第2回デンマークを知ろう!」 無事終了しました。 [デンマークの社会]
ご参加いただいた方々、どうもありがとうございました!
↑ フリートークタイムの様子。
2009年2月8日(日)に、みのお市民活動センターで行われた、ゼミ学生のデンマーク・スヴェンボー市研修報告会。
おかげさまで、充実した会になりました。
今回のプログラムは以下の通りでした。
■ 開会挨拶
石黒 暢(大阪大学デンマーク語専攻・准教授)
■ イメージで見るデンマーク ~ スライドショー
(スライド制作:鍋島 綾(デンマーク語専攻・3年))
■ デンマークってどんな国?
関 加奈子・田中佑季(デンマーク語専攻・3年)
■ 研修報告① デンマークの図書館ってどんなところ?
野々山貴美子(デンマーク語専攻・3年)
■ 研修報告② デンマークで見た子どもたち
永川祥子(デンマーク語専攻・3年)
■ 研修報告③ 高校の生活をのぞいてみよう
澤しずか・柴田佳奈(デンマーク語専攻・3年)
■ フリートークタイム
☆テーブルに分かれて話します。お茶も出します。
■ フリートークタイムのまとめと総括
■ 閉会
後半のフリートークは、第1回にはなかった新しい試み。
3テーブルに分かれ、報告者3人がそれぞれのテーブルについて、質疑応答したり、意見交換したりするというもの。
「誰も話してくれなくて盛り上がらなかったらどうしよう・・・」 という心配の声もあったのですが、実際はどのテーブルもかなり盛り上がり、時間になっても話が途切れず、嬉しい悲鳴となりました。
参加いただいた方のなかには、デンマークに住んでいたことのある方や、北欧に関することを研究テーマにされている研究者や、その他、北欧に関心があるという方もかなりいらっしゃって、かなりコアな話題に入っていたテーブルもありました。
皆さんに書いていただいたアンケートでは、報告の内容や方法、進め方などについてもかなり高い評価をいただき、学生たちとみんなで喜びました。(もちろん反省点もたくさんあります。その反省は次回に生かしたいと思います。)
次の日にはみんなで反省会を開き、さらに報告した学生たち自身にも、報告会を終えた感想を書いてもらったのですが、報告会を無事終えた満足感、充実感を感じていたようで、「やっぱりやってよかった」という声があり、嬉しく思いました。
現在、就職活動の真っ只中の3年生。そんな時期、2月に報告会を開くということについては、かなり腰が引け気味だったメンバーですが、実際にはかなり時間をかけて準備したし、本当にみんな頑張ったと思います。
とかく「閉鎖的」になりがちな大学という教育・研究の場ですが、いかに地域に開いて、教育・研究成果を地域社会に還元していくか、ということが問われていると思います。
学生達も、「閉鎖的」に勉強し、それを外に開かないままで学生生活を終えてしまいがちなのが現状です。
「閉鎖的」な研究は、その効果が限定的になってしまいます。例えば、ゼミの授業のなかでプレゼン技術を磨くといっても、よく見知ったメンバーのなかでプレゼンを繰り返していても、あまり向上することがありません。
今回は、外に開いて、地域の方を対象にデンマークについてやデンマークで学んだことを伝えることになったわけですが、まずデンマークという国がどこにあるかわからない人も来るかもしれない、という場のなかで、何をどのようにして伝えていくかということを、みんなで徹底的に話し合って考えてきました。
さらに、何度もプレゼンのリハーサルをし、互いに意見を出し合いながら、プレゼンを改善していきました。度重なるダメ出しに、うんざりしていたメンバーもいることでしょう・・・
しかし、最終的にはとてもよい報告になったと思います。原稿を棒読みするのではなく、自分の言葉でどのように聴衆に語りかけていくのか、という点では、みんな、本番がいちばん上手だったと思います。
フリートークでは、地域の方達と直接対峙して、語り合う経験ができました。
このようにして、デンマークを通じて、社会をよりよくしていくための問いかけを発信すること、研究成果を地域に還元していくことの重要性を身をもって感じ、自分達の責任感も芽生えたようです。
報告そのものだけでなく、報告会の広報戦略を考えたり、皆さんに楽しんでもらえる企画を考えたりと、いろいろな意味でメンバーが鍛えられた今回のイベントだったと思います。
できればここで得たもの ~プレゼン技術や自信を含めて~ を就職活動や、就職後の仕事の上で役立てて欲しいというのがゼミ担当教員の切なる願いです!
↑ フリートークタイムの様子。
2009年2月8日(日)に、みのお市民活動センターで行われた、ゼミ学生のデンマーク・スヴェンボー市研修報告会。
おかげさまで、充実した会になりました。
今回のプログラムは以下の通りでした。
■ 開会挨拶
石黒 暢(大阪大学デンマーク語専攻・准教授)
■ イメージで見るデンマーク ~ スライドショー
(スライド制作:鍋島 綾(デンマーク語専攻・3年))
■ デンマークってどんな国?
関 加奈子・田中佑季(デンマーク語専攻・3年)
■ 研修報告① デンマークの図書館ってどんなところ?
野々山貴美子(デンマーク語専攻・3年)
■ 研修報告② デンマークで見た子どもたち
永川祥子(デンマーク語専攻・3年)
■ 研修報告③ 高校の生活をのぞいてみよう
澤しずか・柴田佳奈(デンマーク語専攻・3年)
■ フリートークタイム
☆テーブルに分かれて話します。お茶も出します。
■ フリートークタイムのまとめと総括
■ 閉会
後半のフリートークは、第1回にはなかった新しい試み。
3テーブルに分かれ、報告者3人がそれぞれのテーブルについて、質疑応答したり、意見交換したりするというもの。
「誰も話してくれなくて盛り上がらなかったらどうしよう・・・」 という心配の声もあったのですが、実際はどのテーブルもかなり盛り上がり、時間になっても話が途切れず、嬉しい悲鳴となりました。
参加いただいた方のなかには、デンマークに住んでいたことのある方や、北欧に関することを研究テーマにされている研究者や、その他、北欧に関心があるという方もかなりいらっしゃって、かなりコアな話題に入っていたテーブルもありました。
皆さんに書いていただいたアンケートでは、報告の内容や方法、進め方などについてもかなり高い評価をいただき、学生たちとみんなで喜びました。(もちろん反省点もたくさんあります。その反省は次回に生かしたいと思います。)
次の日にはみんなで反省会を開き、さらに報告した学生たち自身にも、報告会を終えた感想を書いてもらったのですが、報告会を無事終えた満足感、充実感を感じていたようで、「やっぱりやってよかった」という声があり、嬉しく思いました。
現在、就職活動の真っ只中の3年生。そんな時期、2月に報告会を開くということについては、かなり腰が引け気味だったメンバーですが、実際にはかなり時間をかけて準備したし、本当にみんな頑張ったと思います。
とかく「閉鎖的」になりがちな大学という教育・研究の場ですが、いかに地域に開いて、教育・研究成果を地域社会に還元していくか、ということが問われていると思います。
学生達も、「閉鎖的」に勉強し、それを外に開かないままで学生生活を終えてしまいがちなのが現状です。
「閉鎖的」な研究は、その効果が限定的になってしまいます。例えば、ゼミの授業のなかでプレゼン技術を磨くといっても、よく見知ったメンバーのなかでプレゼンを繰り返していても、あまり向上することがありません。
今回は、外に開いて、地域の方を対象にデンマークについてやデンマークで学んだことを伝えることになったわけですが、まずデンマークという国がどこにあるかわからない人も来るかもしれない、という場のなかで、何をどのようにして伝えていくかということを、みんなで徹底的に話し合って考えてきました。
さらに、何度もプレゼンのリハーサルをし、互いに意見を出し合いながら、プレゼンを改善していきました。度重なるダメ出しに、うんざりしていたメンバーもいることでしょう・・・
しかし、最終的にはとてもよい報告になったと思います。原稿を棒読みするのではなく、自分の言葉でどのように聴衆に語りかけていくのか、という点では、みんな、本番がいちばん上手だったと思います。
フリートークでは、地域の方達と直接対峙して、語り合う経験ができました。
このようにして、デンマークを通じて、社会をよりよくしていくための問いかけを発信すること、研究成果を地域に還元していくことの重要性を身をもって感じ、自分達の責任感も芽生えたようです。
報告そのものだけでなく、報告会の広報戦略を考えたり、皆さんに楽しんでもらえる企画を考えたりと、いろいろな意味でメンバーが鍛えられた今回のイベントだったと思います。
できればここで得たもの ~プレゼン技術や自信を含めて~ を就職活動や、就職後の仕事の上で役立てて欲しいというのがゼミ担当教員の切なる願いです!
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