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デンマーク発 ~ 子供を外で遊ばせるための10カ条 [デンマークの生活]

前回、子供はもっと外で遊ぼう!というキャンペーンが行われていると書いた。そのキャンペーンで、子供の外遊びをもっと促すためにどうすればよいか、大人向けに書かれたアドバイスがあった。



1.長くつ下ピッピを見直そう。ピッピのように自然のなかで色々な面白い物を見つけて集めてみよう。
2.遊び場や庭には自然な部分をつくろう。例えば、木の枝を集めて庭の隅に置いておけば、子供たちはそれを使って想像力豊かにいろいろな遊びを考えるだろう。
3.大人も子供と一緒に遊ぼう。
4.ゲームの代わりに魚とり網を。外遊びをしたくなるようなプレゼントを子供に渡そう。
5.自分の思い出を話そう。外で一緒に遊びながら、自分が子供のころに経験した外遊びの思い出や遊び方を話そう。
6.日常のルーティーンに自然を取り入れよう。例えば、子供が外で遊んでいる間に外でじゃがいもの皮をむいたり、お弁当をつくって森の中で食べたりなど。
7.子供の世界のなかに自然を取り入れよう。スーパーで売っている野菜や肉がどうやって育てられているのか話したり、一緒にキノコやベリー類を摘みに行ったりしよう。
8.教育の場を屋外に移そう。屋内の教室ばかりが教育の場ではない。
9.子供をコントロールするのをやめ、自然に対する恐れを取り去ろう。汚れることや蚊に刺されることを恐れず、子供が思いきり遊べるようにしよう。
10.自分たちの思い出を書きとめよう。一緒に外で過ごした体験を書きとめ、思い出を記録しよう。

どれも意識するだけで比較的簡単に取り入れられるものばかりではないだろうか。
キャンペーンでとりわけ強調されていたのは、このうち 3.で、大人も子供と一緒に外に出よう!ということ。子供は大人にも一緒に外で遊んでほしいと思っているが、大人は、子供はそんなことを望んでいないと思っていることが調査によって明らかになっている。子供と大人の意識の違いが明らかになった形だ。


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