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2007年のまとめ。そして展望。 [雑感]

2007年が幕を閉じ、2008年を迎えた。日本では2007年を象徴する漢字が「偽」とされた。皆さんにとっての2007年はどんな年だったのでしょうか。


↑今年3月に研修を実施したデンマーク・スヴェンボー市

私にとっての2007年は「挑戦」と「出会い」の1年だったように思う。

挑戦」・・・ いろいろあった・・・
そのなかの1つ、3月に実施したゼミのデンマーク・フィールドワークツアーは初の試みであり、私にとってチャレンジでもあった。ゼミで現代社会のさまざまなテーマを扱うにあたり、学生に机の上の勉強だけでなく、実際に現地でフィールドワークを行う機会を与えたいという思いはずっと持ち続けていたが、それがようやく実現した。ゼミ生5人の個別プログラムをデンマーク・スヴェンボー市の担当者と2人ですべて企画・調整・実施し、10日間のプログラムを終えたときには、正直、ほっとした。

もちろん、失敗や反省点も多々あり、参加学生をはじめ、迷惑をかけたこともたくさんあるのだが、それでも、現地の人々の協力や、参加者5人のおかげで、大筋では成功をおさめたといえるのではないかと思っている。

帰国後も、報告書作成、HP作成、新聞取材、ラジオ出演、報告会開催など、研修の結果を広く伝えようとさまざまな取り組みを行った。

今年も第2回のデンマーク研修を実施するつもりだ。前回の反省点を踏まえて。

出会い」・・・ 素敵な出会いもたくさんあったが、嬉しかった「再会」がいくつかあった。

まずは10年以上も前にデンマークの住宅に関する研究でご一緒したことのある同年代の研究者との再会。しばらく体調を崩されていてとても心配していたのだが、11月に京都に来ていただいて再会でき、本当に嬉しかった。

また、仕事とは離れるが、料理教室を主宰される大好きな先生と再会できたこと。先生は大阪外大出身であるから大学の先輩にもなるのだが、私たちにとって何がよい食事なのかを研究し普及活動をされている。子どもの食物アレルギーで食事のメニューに困っていた2年ほど前に大阪で開催されたアレルギー対応料理教室で初めてお会いしたのが最初の出会い。2007年から京都でも教室を持たれることになり、月1回、先生の教室に通い始めた。

画期的なメニューのレシピもさることながら、食に対する考え方、姿勢など、お話を聞いていて目からウロコが落ちることが多い。すべてに真摯に全力投球で取り組まれるし、お人柄も素晴らしく、先生とお会いするとパワーをいただける気がする。嬉しいことに先日、本を出版され、早速購入。日々の食事づくりにフル活用している。

もちろん、スヴェンボー市の研修プログラムで出会った現地の人々との素晴らしい出会いも忘れることができない。

2008年はどんな年になるだろうか。
引き続き、デンマークと日本の社会についてじっくり考え、さまざまな形でより広く発信していきたいと思っている。まずは、春頃に訳書と共著書の出版がひかえている。また近くブログで紹介したいと思う。


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